子供の頃、母親に「神様っているの?」って質問しました。
母親は「いるよ。お空からずっとみんなを見守っているんだよ。」って言いました。
僕は「へぇ〜。」って思って、勝手に髭モジャのお爺さんを思い浮かべました。
それから、毎日寝る前に神様とお話をするようになりました。一方的に。
今日はね、こんな事があったんだ。とか、明日はこうなるといいなとか、そんな事を神様にお話しながら寝るようになりました。
すると、毎回、僕が希望した通りのことが次の日に起こる事に気がつきました。
ある日、小学校の運動会で地区のリレーの選手に選ばれる栄誉を頂いたのです。それはそれはものすごく有り得ないことだったのです。
僕は足が早いわけじゃないし、体力もそんなになかったので、リレーの選手に選ばれるなんてことは夢のまた夢みたいな感じでした。
しかし、次の日、僕に声がかかったのです。6年生が僕のクラスに来て、僕はわけもわからず校庭に連れられていきました。
本来の選手が怪我で辞退し、次の補欠の子も怪我で辞退し、
どうやら巡り巡って、補欠ですらなかった僕が選ばれたようなのです。
なんたる偶然。そう思いました。
僕は、リレーの選手の証であるオレンジの鉢巻を頭にして、バトンをもって、リレーの練習に参加する事になったのです。
選ばれた勇者だけが、このリレーに参加できるとみんなが話していたので、
僕は校庭を走ってる自分がスーパースターになったみたいで嬉しくて嬉しくて、その日の夜、
神様にその事をお話して、本当にありがとうと伝えました。
そして、僕だけの秘密にしておけば良かったのですが、
あまりに嬉しくて、つい、友達にそのことを話してしまったんです。神様のことを。
すると友達は大笑いして、
「そんな事あるわけないじゃん!バカじゃないの!」
って言って信じてくれませんでした。
僕はすごくショックを受けて、友達の言ったとおりに、
「そうだよな、そんな事あるわけないよ。」
って思っちゃったんです。
神様を信じれなかった。友達に同調しちゃったんです。
そして、寝る前に神様とお話をするのを辞めちゃったんです。
僕は自分で扉を閉めちゃったんです。
そして、大人になるにつれ、
そんな子供時代の記憶も薄くなり、忘れかけていたとき、
「引き寄せの法則」ということを知って、
自分が子供の頃にしていたのは、まさにこれだったんだ!と確信しました。
順粋な願い、人を傷つけたり欺いたりしない願いは、叶うってことを、
僕は子供の頃に知っていたのに、
大人になってからは、バカにしてその力を使う事はなくなっていました。
平和や愛や協力に関する願いは、今はとっても叶いやすいんです。
時代の価値観にあってる考えや思いは、叶いやすいんですね。
皆さんもやってみて下さい。
寝る前に神様と会話するんです。
ありがとうを伝えて、明日の希望を伝えて、最後にもう一度感謝して眠りにつく。
すると、次の日、不思議と叶います。そのうち叶いすぎてビヒマリマス。
やってみて下さい。
怪しいお話でした。
ありがとうございました。