一昨日、昼間は村のとある会のバーベキュー大会におよばれして楽しいひと時を過ごしていました。
皆さん、人生の大先輩たちで、数十年前に村に移住してきた時のお話を聞かせてくれたりして、僕達家族を歓迎してくれました。
そう、日中は楽しかったのです。本当に。
問題は夜でした。
僕が移住ガイドさんの事務所でパソコン作業を終えて、夜8時頃に帰宅すると、
妻が息子を抱いて座っていました。
熱が出て、なかなか寝付けずにグズっていたそうです。抱っこしていないと泣くという状況でした。
「まっててね、今すぐシャワー浴びてくるから!」
そうして急いでシャワーを浴びて、その後息子を抱っこして寝せることにしました。
そして、僕が抱っこを代わって妻がお風呂へ向かいました。
すると、息子がフニャフニャしだして、ガクガクと痙攣しはじめ、目の焦点が合わなくなりました。
僕は超絶に驚き、妻を呼び戻して、
妻に息子を託して、119番に電話しました。
しかし、電波が悪くて途中で通話が切れたり、声が聞こえなかったり、なかなか上手く通話ができず。
息子を見るともう、口から泡をはいていました。
顔色もヤバ過ぎ。真っ青の唇ムラサキ!
「ヤバイ!息子が死んじゃう。」そう思いました本当に。
何故なら僕は小さい子が熱を出したときには熱性痙攣を起こす事も多々あるという事を全く知らなかったからです。
でも妻は意外と冷静でした。痙攣の持続時間を見て、病院にいく準備をして、僕に色々と準備の指示をし、
救急の電話も妻がかわって、息子の服を緩めたり気道を確保したり、ぬかりのない感じでした。
さすが。幼児英語の先生をしてたこともある妻。たくましく救急の電話も対応していました。
救急車が10分もしないうちに家の前に来て、僕たちは財布や上着など簡単な荷物だけを持って外に出ました。
妻と息子は救急車へ。僕はマイカーで病院に向かうことに。
病院までは車で約1時間。しかもクネクネ真っ暗の山道。
僕は一人、不安と戦いながら車を運転。ついついスピードが上がってしまいます。
「何だあの痙攣は?突発性のなんか?とにかく、死なないでくれ。頼むっ!」
そう、思いながらようやく病院まで辿り着き、夜間通用口から入り、妻に会って息子の顔色が若干戻っていることに気づき少し安心しました。
先生と話して、おそらく単純な熱性痙攣だろうけど、万が一髄膜炎や感染症の可能性もまだ残るので、入院して少し様子を見るとのこと。
ああ、良かった。何とか命は助かりそう。
そう安堵すると、何だかぐったり眠くなってきて、付き添い入院の妻に息子を任せて、
僕は再び山道を通って自宅へ。
家に帰るとシーンとしていて、ものすごく久しぶりな感じがして、寂しさがこみ上げて来ました。
普段いる家族が、妻と息子がいない。。
しかし、疲れていて、布団に入ると爆睡してしまいました。
で、朝起きてすぐ妻に電話。息子の様子を聞くと点滴をしてぐっすり寝ているとのこと。
それを確認してまた二度寝してしまいました。
さっきも、夕方病院に行って様子を見てきました。
もう熱も落ち着いて、ベッドの上で静かに遊んでいました。
はやく動き回って遊びたいんだろうなー。
そう思いながら、帰って来ました。
普段当たり前にいる家族、元気なときにちゃんと感謝を伝えたり、愛を伝えたりしておきましょうね。
そんなことを思うわけです。今日も一人ですが、まあ、少しの辛抱です。寝ます。
ありがとうございました。
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